シミそばかす

シミそばかすは皮膚科で保険適用になる?治療方法や料金も解説!

現代は市販でシミそばかすを消す塗り薬や飲み薬などの美白化粧品がたくさん売られていますよね。

試してみたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、使ってみても中々効果が出なくて本当に効果があるの!?と疑問に思ってしまいますよね。

市販の飲み薬や塗り薬は自分が持っている治癒力を生かして消していく方法なので、やはり時間はかかってしまいます。

すぐに効果を実感したい!という方には、自分で治す方法ではなく、皮膚科で治す方法をおすすめします。

 

しかし皮膚科ではどんな治療をするのか、いくらかかるのかなど色々な疑問が湧いてくるかと思いますので、今回は皮膚科での治療方法と、料金や保険適用に関してもご紹介します!

 

 

シミそばかすの種類と原因

シミそばかすの種類と原因

シミそばかすにはいろんな種類があり、原因もそれぞれ違います。

そして、原因によっても皮膚科の治療方法が違ってきますので、代表的な5つのシミそばかすについて解説します。

 

  • 老人性色素班

原因:紫外線でできるシミ

場所:頬骨・こめかみ

 

  • 肝斑

原因:女性ホルモン

場所:頬骨・鼻の下・額の左右対称に均等にできるシミ(閉経の時に消える)

 

  • そばかす

原因:遺伝的・小学生頃から出て成人になって増えてくる。紫外線を受けることで色が濃くなることもある。不規則な形状で淡褐色。

場所:鼻を中心に顔全体。小さい斑点。

 

  • 脂漏性角化症

原因:角化が進んで盛り上がったシミ

場所:顔・手の甲

 

  • 遅発性両側性太田班

原因:あざ・生後すぐに出るものや20歳すぎて出るものもある。

場所:額・目の周り

 

その他にも、炎症性色素沈着・摩擦黒皮症・花弁状色素班など、いろんな種類があります。

こんなに、たくさんの種類があるとは驚きですよね。

 

 

皮膚科とは?

皮膚科とは?

皮膚科では、皮膚の疾患の診察と治療をします。

 

診察や治療をする身体の範囲は、器具を使わないで目でみえる場所です。

目でみえる範囲とは、顔・手足・体・耳・鼻や口の中を見て見える範囲の場所のことで、爪や髪の毛も、範囲に入ります。

 

皮膚は12番目の臓器といわれます。

それは人間の大切な臓器を包んで守ってくれているからです。

 

皮膚は、内臓に疾患がある時に発疹を出して知らせてくれ、病気の早期発見につながることもあります。

健康状態は皮膚にあらわれ、健康な人ほど美しい皮膚をもっているのです。

 

皮膚科と美容皮膚科との違い

  • 皮膚科・・保険治療ができますが、基本的には保険適用でレ-ザ-治療をできる種類が数ないです。保険適用になるのは、病気でできたシミがほとんどです。

 

  • 美容皮膚科・・ほとんどが自由診療ですが、保険適用になる治療もあります。自由診療のため費用は高いですが、種類豊富な治療ができます。

あなたが求める治療度合いに応じて、皮膚科か美容皮膚科を選択するようになります。

 

 

皮膚科でシミそばかすを治療する方法

皮膚科でシミそばかすを治療する方法

皮膚科でシミそばかすを治療する場合、大きく分けて3つの方法があります。

 

照射方法のレ-ザ-照射の種類

  • Qスイッチルビ-レ-ザ-
  • Qスイッチアレキサンドライトレ-ザ-
  • QスイッチNdyaヤグレ-ザ-
  • QスイッチKTPレ-ザ-
  • ロングパレスアレキサンドライトレ-ザ-
  • ロングパレスNdヤグレ-ザ-
  • CO2レ-ザ-
  • Erヤグレ-ザ-

などです。

照射方法の光照射の種類

  • フォトフェイシャル
  • アイコン
  • ライムライト
  • アキュチップ
  • BBL
  • オーロラ(フォトRF)
  • エリプスフレックス
  • フォトシルク

などです。

レーザー照射、光照射ともに、聞いたことのない名前ばかりですが、これだけたくさんの種類があるようです。

 

塗り薬と飲み薬

  • 塗り薬の種類・・・トレチノイン・ビタミンA・ハイドロキノン・美肌成分の導入など・・
  • 飲み薬の種類・・・ビタミンC・E・トラネキサム酸など・・

これらの成分は、メラニンの抑制とタ-ンオ-バ-により、シミそばかすを薄くしていきます。

 

また、塗り薬に入っているハイドロキノンは、市販されている塗り薬もありますが、皮膚科に処方される塗り薬の方が基本的には濃度が高いです。

 

しかし、塗った箇所は紫外線を浴びると逆にシミが濃くなってまったり、シミのない箇所に塗ると白く漂白されたようになってしまうので、医師の指導のもと使用することをオススメします。

 

シミそばかすの皮膚科の治療は、このように、たくさんの種類の治療方法があります。

また、シミそばかすの種類によっても、治療方法は変わってくるのです。

 

それでは、シミそばかすの皮膚科の治療が保険適用になるのは、いったいどのような治療方法なのでしょうか?

 

 

皮膚科で保険適用になるシミそばかす治療方法と料金

皮膚科での保険適用になるシミそばかす料金

 

保険が適用される治療は2つです。

  • レ-ザ-治療の一部
  • 飲み薬

 

さらに、下記の2つの条件で保険が適用されます。

  • 厚生労働省が認可しているレ-ザ-の機械の種類
  • 厚生労働省が認可している飲み薬

 

そして、レ-ザ-治療は機種だけではなく、下記のような病気や怪我でできたシミの治療は保険適用されます。

  • 太田母斑・・・あざ・目の周りによくでる。
  • 異所性蒙古斑・・・あざ・生まれつきある青黒い色
  • 扁平母斑・・・あざ・出生後しばらくして出る茶色
  • 単純性血腫・・・あざ・赤い
  • 外傷性色素沈着・・・怪我した後に色素沈着したもの

 

※保険適用外は、美容のためのやシミそばかす治療、加齢によるシミそばかすの除去です。

レ-ザ-治療の場合、美容目的では保険は適用されないという事を頭にいれておきましょう!

 

◎シミそばかすの種類別治療方法

・老人性色素班ハイドロキノン・レチノイン酸の塗り薬

Qスイッチヤグレ-ザ-・フォトシルクプラス

・肝斑ハイドロキノン・レチノイン酸の塗り薬

ビタミン剤・トラネキサム酸の飲み薬

レ-ザ-ト-ニング

フォトシルクプラス

・そばかすQスイッチヤグレ-ザ-

Qスイッチルビ-レ-ザ-

オ-ロラ(フォトRF)

フォトフェイシャル・フォトシルクプラス

・脂漏性角化症液体窒素による冷凍凝固法

CO2レ-ザ-・Qスイッチルビ-レ-ザ-

炭酸ガスレ-ザ-・フォトシルクプラス

・炎症後色素沈着ハイドロキノン・レチノイン酸の塗り薬

フォトフェイシャル

・遅発性両側性太田母斑様色素班Qスイッチ付きレ-ザ-

 

◎治療の目安の価格

・Qスイッチヤグレ-ザ-¥40000~
・Qスイッチルビ-レ-ザ-¥3000~
・フォトシルクプラス¥2500~
・レ-ザ-ト-ニング1回¥37000・3回¥16000(医院でちがう)
・オ-ロラ(フォトRF)1回¥35000・4回¥10000(医院でちがう)
・フォトフェイシャル顔全体¥16000~
・CO2レ-ザ-¥4200~
・炭酸ガスレ-ザ-¥5000~
・アキュチップ¥2500~
・ハイドロキノン約¥2700(5%ハイドロキノン配合)

(ハイドロキノンは保険適用されない)

・レチノイン酸約¥2700(0.1%レチノイン酸配合)
・ビタミン誘導体約¥4300
・トラネキサム酸保険適用の医院→28日分¥930

保険適用されない医院→1か月分¥3000

・その他の治療費
・初診料¥2000前後

 

 

シミそばかすの皮膚科保険まとめ

シミそばかすを皮膚科で治療するメリットは、保険適用になるシミそばかすがあることと、1回の治療時間が数十分で済み通常1〜3回の治療で改善がみられることです。

 

更に、皮膚科から出してもらう塗り薬や飲み薬は、現状のシミそばかすの種類に合ったものを処方してくれ、市販のものより濃度が高いので患部に効きやすいのです。

 

でも、効きめが大きい分、治療後のケアを徹底してやらなければ、逆にシミそばかすを悪化させてしまうリスクもあります。

 

治療後、シミが消えても患部の赤みなどがきれいになるまでには、ある程度の期間がかかるので、魔法のようにレ-ザ-治療後に鏡を見たら、きれいな肌になっているというわけではありません!

 

皮膚科を探す際には、丁寧な問診と説明、治療後のケアをしっかりやってくれる皮膚科を探してみてください☆